Frequently Asked Questions
FAQ
こんなときは?
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Q
温泉関連
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A
温泉所有者の皆様へ
温泉の埋戻しについて(可燃性天然ガスが発生する温泉井戸埋戻し方法) 「平成27年3月 環境省自然環境局」より公表されました。 従来の埋戻し方法と異なりますので、新しい工法により工事費用も加算されることからあらかじめ計画・検討が必要になります。主体となる埋戻し方法です。
- ①取水部の遮水
- ②異径管箇所の遮水
- ③地上部GL-30m区間遮水
- ④事前・事後の可燃性ガス測定 およそ49箇所×事前・事後=98箇所
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Q
ボーリング掘削関連
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A
浅井戸・深井戸の水質・湧出量について
地下水は地層の影響を受けるため深度の浅い井戸は水質に影響がおよびやすいです。深い井戸であれば比較的浅い深度の影響は受けずらい事となります。(ただしセメンチング遮水等を施していなければ深い井戸でも影響を受ける可能性はあります。)深い深度からの取水で100%飲用できる様な地層も存在しますが、各地域により地層のもっている帯水層の水質に少なからず影響を受けます。したがって深い深度でも水質の良し悪しがあるので必ずしも深い井戸だからといって飲用可能な水が得られるものではありません。 できるだけ近隣周辺のデータ収集を行い、使用目的に添うように水量・温度・水質等を想定し井戸仕様を決めていきます。地下は目で見えないものであるため、少しでも距離が離れると既存と同仕様にしても満足できない結果になる可能性も ありますので何卒ご理解して頂けますようお願い申し上げます。 弊社では青森県内の井戸ボーリング業務を数多く施工しておりますので、県内の既存井のデータ・情報量は他社と比較しても多いです。昨今も青森県内の地層・地質データマッピングにデータ製作に至り情報提供をしております。 実際は地質情報を得るために調査ボーリングが前提となりますが、調査ボーリングの前の事前検討等に使用されています。このようなデータを有効活用することにより施主様の経費削減にも繋がっていきますので、今後ともデータ製作作業にも力を注いでいく所存です。井戸掘削前に前に調べておく箇所について(施工編)
井戸掘削において井戸芯真上付近に障害物がないかご確認ください。ヤグラの高さ・およびボーリングマシンの高さにより据付出来ない場合がございます。 また電線等ある場合は電線ケーブル保護等も必要になってきます。 井戸芯ポイント付近に埋設物の確認。電線・水道管・ガス・NTT光ケーブル等々の埋設確認。誤って破損・切断させると被害および補償問題にも関わってくるのでご注意願います。 井戸掘削・ピット工事の他、井戸の送水管布設も同様に配管布設ラインも事前確認が必要となります。
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Q
井戸・温泉のカメラ調査・温度・比抵抗調査
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A
管内に水中TVカメラを挿入し直視・側視方向を撮影可能です。挿入深度は1100mまで・口径は125A以上で可能です。井戸の内視鏡です
※100A管内にスケールが張り付いていると接触し挿入・引上げが困難になることから。カメラによる観察は100A以上の口径となります。125A以上は井戸中心位置を保持するためセントラライザーを口径に合わせて取り付けています。弊社保有カメラ(カラー撮影、直視・側視切替式)
小型カメラ機 測定深度およそ320m 最大外径90㎜
トラック搭載型 測定深度およそ1100m 最大外径85㎜ 孔内温度および比抵抗測定はおよそ深度2000mまで測定可能。口径は100A内可能です。ゾンデ本体最大外径は約φ78㎜となっております。
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Q
水中ポンプの販売および故障・オーバーホール
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A
各種水中ポンプ販売しています。川本製作所・グルンドフォスポンプ・おかもとポンプ・鶴見製作所・エバラポンプetcオーバーホールに関しても分解・点検を実施した後に交換可能かどうか判断いたします。また、水中ポンプは通常井戸内に挿入されており引上げしない限り目視確認出来ないことから、定期的に水中ポンプを引上げポンプ状態を確認することをお奨めします。地下水は有効資源かつ省エネコストにおいても、太陽光発電(ソーラー)・風力・ガス等を比較しても一番コスト削減効果があります。水中ポンプが故障し予備ポンプ等あらかじめ用意していない場合、施設使用等にも多大な影響を及ぼすことにもなり兼ねませんので、予備ポンプの購入計画を推奨いたします。※水中ポンプのみでなく、ラインポンプ、自吸ポンプ、タービンポンプ、定圧給水ポンプ等各種ポンプも販売しています。
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Q
配管の部材販売・交換
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A
井戸により消雪散水配管にかかる材料注文・交換依頼について
毎年11・12月の初雪時期において材料注文、部品交換依頼が集中・殺到いたします。
時期的に集中しますので修理作業にお客様の日程に合わせられない場合がございますのでご了承願います。
あらかじめ計画的に10月位を目途に試運転作業を行い正常動作確認をお願いいたします。
昨今材料コスト上昇につき、値上げ更新サイクルも比較的早い事から、値上げ前事前購入の検討もあわせてご検討願います。
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Q
受水槽等の清掃を定期的に行いましょう。
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A
受水槽について水道・井水・源泉用とありますが定期的に清掃を行いましょう。
受水槽内に汚れがある場合、ポンプ運転用センサーの電極棒等にゴミが付着し誤動作の原因になります。
また電極動作不良あるいはボールタップの動作不良時はすぐに気付かずに、水を大量に使用・電気料金加算となったという例も多数報告があります。
受水槽の清掃、同付属配管劣化等を定期的に確認・交換を行い不備による唐突な追加料金を発生させない様に日々管理をしましょう。
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Q
冬季間における配管凍結になった場合
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A
解氷器具を使用します。宅内の場合は弊社社員が到着するまでお部屋を暖かくして待機するようにお願いいたします。
また、凍結により配管が破裂・漏水し、徐々に水が噴き出る場合もございますので、屋外の水道メーター付近の止水栓(バルブ)あるいは凍結系統の水抜き栓(バルブ)を閉めておくようにお願いいたします。
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Q
水中ポンプを使用して電気料金が異常に高いと思った場合は
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A
- 水中ポンプのON/OFF運転の誤動作の原因
- 電極誤動作の確認(井戸内/制御盤/受水槽)
- ピット内配管・埋設配管・地上部配管漏水の可能性
- 圧力タンクの誤動作(圧力スイッチ・安全弁および給排気弁) 圧力タンクの槽内空気バランスくるう場合があるので月1回は圧力タンク内の水を排水させましょう
- 揚水管が劣化・漏水の可能性
- 水中ポンプの能力低下により揚程が足りず圧力タンク運転を停止出来ない可能性
- 受水槽ボールタップ故障による供給過多の可能性
- その他配管バルブ故障等 毎日の確認は、井戸制御盤の電流/電圧値および運転タイミングの目視
- 圧力タンクはON/OFFを圧力計にて確認
- 電気料金は毎月の平均電気使用量を記録する
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Q
水質分析・温泉中分析・可燃性ガス測定・レジオネラ属菌分析について
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A
各種分析機関に持ち込み分析依頼します。尚、採水箇所の配管ライン・採水方法、採水に必要なポンプ・バルブ等々細かい点ございますので、弊社にて採水して分析機関に持ち込みます。分析依頼者様は弊社担当者へ分析したい項目および採水箇所等詳細にお伝えください。
水質検査用簡易式パックテスト等(鉄・マンガン)は現場にてその場で簡易測定できますので弊社担当者へお知らせください。およその水質結果がその場で測定できます。その他保有測定機器:残留塩素測定器、PH測定器、電気伝導度測定器、酸素濃度測定器等試験分析期間(参考)
- 1般11項目+鉄+マンガン 約14日以内
- 飲用52項目 約3週間
- 温泉中分析 約1か月
- レジオネラ属菌 約10日